【調べてみた】カウアンアシストとは何か?プロライターが分かりやすく解説!

  • 2023.05.17 Wednesday
  • 14:23

JUGEMテーマ:ニュース

 

仕事中、こんなニュース速報が入ってきました。

 

ひろゆきさんが性加害問題で“カウアンアシスト”認める「さすがの視点」「その正義感は、正しい」賛同の声
https://news.goo.ne.jp/article/chuspo/entertainment/chuspo-691385.html

 

カウアンアシスト?一体何のことでしょうか。

 

記事を読んでみると、ジャニーズ事務所による性被害を告発したカウアン・オカモト氏(26歳)に対してアシストしたことを指しているようです。

 

カウアン・オカモト氏は令和5年5月16日(火)に国会内で開かれた立件民主党のヒアリングに出席しており、これがひろゆき氏(46歳)の助言によるものと自身が認めました。

 

「国会内のヒアリングなのでテレビ報道せざるを得ないし耳目も集まる」

「未成年に性加害をした芸能事務所がお咎めなしで金儲けはまずいでしょ」

「また、カウアンさんが色々な人に会って話をする事で得られるモノもあるかと」

※記事より、ひろゆき氏のTwitter投稿

 

ジャニーズ事務所による性的搾取の実態を広く知って欲しい意図をもってアシストしたものと見られ、そのシンプルな正義感に賛同の声が集まっているということです。

 

カウアンって、個人名(苗字)だったんですね。カウアン氏に対するアシストだからカウアンアシスト。そういう事でした。

 

もし私と同じように「カウアンアシストって何だ?」と疑問を持たれた方のご参考になれば幸いです。

 

ちょっと気になったので調べてみましたが、問題の早期解決を願っております。

大人って、なんだろう。【新成人に向けた、エア成人式のスピーチ】

  • 2021.08.28 Saturday
  • 00:15

JUGEMテーマ:日記・一般

 

(角田晶生 つのだあきお・鎌倉の文章屋「角田書物(〜かきもの)」店主)

 

※過去のブログをサルベージ。

2011年1月10日 (月)

http://shinpu-nishitokyo.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-9f85.html

 

 

 

新成人の皆さん、おめでとうございます。

 

これからは社会を担う一員としての自覚を……なんて、あまりに陳腐なメッセージは聞き飽きた事でしょう。何より既に酔っ払っておいででしょうから、野暮なことはよしにしましょう。

 

さて、20歳を迎えた皆さんは、晴れて「成人」されました。名実共に「大人」となった……と言うより、大人「でなくてはならない」のです。

 

では、大人って何でしょう。

 

考えてみて下さい。答えはありません。

 

今まで「あんな大人にだけはなりたくない」と思っていた大人に、自分がなってしまわないか、そのためには、どうすればいいか。

 

考えてみて下さい。答えはありません。

 

今まではただ大人に「文句ばかり言っていればよかった」のですが、これからは子どもたちから「文句を言われる」側に立たされます。

 

考えてみて下さい。答えはありません。

 

子どもと大人の違い。

 

子どもは大人が用意する答えを当てればいいのですが、大人に答えを用意してくれる人はいません。

 

答えは自分で用意して下さい。

 

何だか禅問答のようですが、それが人生というものです。

 

自分が望む自分に、少しでも近づくために、今何をしなくてはならないのか。

 

自分が望まない自分から、少しでも遠ざかるために、今何をしなくてはならないのか。

 

そして、確実に迫り来る「人生のリミット(死)」までに、何を成し遂げたいのか。

 

考えて下さい。答えは自分で用意して下さい。

 

「ルールはないが、ヒントはある。」 - チャールズ・ブコウスキー

 

私からのメッセージは以上です。

 

ご清聴、ありがとうございます。

花の歌・お気に入り。【角田晶生】

  • 2021.08.27 Friday
  • 23:53

JUGEMテーマ:日記・一般

 

(角田晶生 つのだあきお・鎌倉の文章屋「角田書物(〜かきもの)」店主)

 

※過去のブログをサルベージ。

2011年4月 8日 (金)

http://shinpu-nishitokyo.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-b60a.html

 

出でていなば 主なき宿と 成りぬとも
軒端の梅よ 春をわするな

 

これは『吾妻鏡』に遺されている源実朝(みなもと の さねとも。建久3年8月9日(1192年9月17日)生 - 建保7年1月27日(1219年2月13日)没)が詠んだ最後の(結果として辞世となった)歌です。

 

源実朝
http://www.geocities.jp/hagimanjuu/sanetomo.htm

 

その意味は「私が出て行ったなら、ここは空き家となるだろうが、庭の梅よ。どうか来年も咲いておくれ 」となるでしょうか。要するに「私は二度と戻らない(=死ぬ) 」事を暗示している事になります。

 

実際、その日に鶴岡八幡宮の大銀杏の下で、甥に当たる(実朝の兄・源頼家の子)公暁(くぎょう)に暗殺されている事から、「実朝は自身の運命(あるいは暗殺計画)を予感し、逃れられぬ事を悟って(覚悟して)いたのだ 」と見られているようですが、少し解釈が重たく感じてしまいます。

 

私はこの歌が、もう少し穏やかな心持ちで詠まれたものだと思います。

 

「男児門を出ずれば七人の敵あり 」とはよく言ったもの、男に生まれた身であれば、ごく当たり前の覚悟です。すべからく男は闘うために生まれ、志に命を全うする。それは、今も昔も変わらないものです。

 

故事ことわざ辞典blog : 28.男は敷居をまたげば七人の敵あり
http://kotowaza.exblog.jp/1579346

 

風雅をこよなく愛した実朝のこと、日頃の覚悟を花に寄せて詠った。ただそれだけの事なのでしょう。

 

「また、会えたらいいね 」。

 

軒端の梅に、何気なく挨拶を交わす。そんな実朝の優しさ、軽やかさを、私はこの歌に感じます。

 

たとえ行く先が絶体絶命の死地であろうと、ふらりと出かけていくような。

 

その境地に至るのは、まだまだ先のようです。

 

 

そのニ

 

※過去のブログをサルベージ。

http://shinpu-nishitokyo.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-a7b7.html

 

ねがわくは はなのしたにて はるしなむ
そのきさらぎの もちづきのころ

 

こちらは西行法師(さいぎょうほうし。元永元年(1118年)生 - 文治6年2月16日(1190年3月23日)没)がその晩年に詠んだ歌と伝わっています。

 

願わくは、花の下にて
http://kun.veritas.jp/rinzin-19.htm

 

もしも願いが叶うなら、春は如月(旧暦2月)、満月の夜。咲き誇る花の下で死にたいものだ。そんな思いで詠ったものでしょう。

 

ちなみに花とは梅を指しています。桜が花の代名詞(例:「花は桜木、人は武士 」など)となったのは平安時代以降のことで、当時はまだ脚光を浴び始めた、くらいの認識です(梅は奈良時代にシナから伝わったと言われています)。

 

花は桜木人は武士の意味 - 国語辞書 - goo辞書
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/178133/m0u/

 

梅の歴史1(梅の伝来)梅は薬として伝わった!?|ふるさと物産企画センター
http://www.popal.co.jp/bussan/iwasete/iwasete3.html

 

そして旧暦2月と言えば現代(太陽暦)における3月に相当し、望月(満月)の頃と言えば今年(平成23年)なら3月20日に当たります。

 

かくして西行法師が亡くなったのが如月の16日。つまり太陽暦で3月23日。まさに最高のシチュエーションで天寿を全うできた、と言えるでしょう。

 

爽やかな梅の香り、春風を胸いっぱいに呼吸して、彼は名月に目を細めた事でしょう。絶望に道を求め、苦難に満ち満ちた人生を報いてなおあまりある、仏様のお計らいだったのかも知れません。

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