【鎌倉もののふ隊】祝・出版!鎌倉智士『鎌倉四兄弟−最後の晩餐−』。【つのだあきお】
- 2017.09.03 Sunday
- 21:42
(つのだあきお 角田晶生・鎌倉もののふ隊 郎党)
敗者は歴史を語れない。
かつてこの鎌倉を拓き、治めていた鎌倉一族の物語。
その末裔である鎌倉智士さん(鎌倉もののふ隊 隊将)が、先人たちの事跡を調べ、伝えるべく鎌倉一族の調査・研究成果を一冊の書籍に著されました。
名づけて『鎌倉四兄弟‐最後の晩餐‐』。
鎌倉一族の末裔である大庭平三郎景親ら四人の兄弟(と妹)を主人公に、頼朝公の旗揚げを前に、兄弟が敵味方に分かれる葛藤を描いた、「あったかも知れない」物語と、それを元に書いた脚本や鎌倉一族の歴史・武将たちを収録。
そこに、私の書いた「物語」を載せて頂きました。
鎌倉さん達と打ち合わせを重ね、物語に時代考証や登場人物たちの事情を練り込み、往時の言葉遣いにまでこだわって、何度も何度も書き直して、どうにか満足頂けるものが出来上がりました。
鎌倉さん曰く「この世界観・価値観を演じるのは難しいが、鎌倉四兄弟の公式ストーリーとさせて貰う(要約)」との事でしたが、興業的にはともかく、現時点では悔いなく仕事が出来て、何より有り難い限りです。
また、携わらせて頂いた一人として、コメントも掲載して頂きましたので、もしお手に取る機会がありましたら、ご笑読頂けましたら幸いです。
※コメント(二代目 豊田景俊役 角田晶生)
「鎌倉は源氏の街」と言う方がいます。頼朝公の偉大さがよく解る言葉ですが、彼が幕府を開く以前に、この地を拓いた鎌倉一族を顧みる方は、あまり多くありません。
「敗者は歴史を語れない」……歴史は勝者に都合よく書かれがちですが、敗者にも誇りや信念があり、時に勝者のそれ以上に価値を持つことも少なくありません。
かつて鎌倉の地に生きた四兄弟の物語を通して、往時に想いを馳せて頂けましたら幸いです。
※書籍は自費出版のため、お求めの際は鎌倉智士さん(鎌倉もののふ隊ホームページ)までお問い合わせ願います。
ウェブサイト「いざ鎌倉」
いざ鎌倉プロジェクト-鎌倉四兄弟-最後の晩餐-
http://izakamakura.jp/?page_id=1929
鎌倉四兄弟-最後の晩餐- 森川孝郎版@長谷の市20170521
https://www.youtube.com/watch?v=cTuqjF1JmuI&t=12s
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