【鎌倉市青少年指導員】建長寺にて法話「青少年と共に生きる」。【つのだあきお】

  • 2018.02.20 Tuesday
  • 23:05

 

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(つのだあきお 角田晶生・鎌倉市青少年指導員)

 

 平成30年2月20日(火)、鎌倉五山第一建長寺の応供堂にて実施された青少年指導員の研修に参加しました。

 

 今回の講師は建長寺の長尾宏道(ながお こうどう)教学部長。

 

 野州佐野の生まれで、自然の中で育ったご自身の生い立ちから青少年との関わり方、僧侶としてのみならずPTA会長や保護司などの活動を通して実感された事などについてお話を伺いました。

 

 お話の中で特に印象に残ったのは、

 

「PTAが、学校が、行政が、ではなく、あなたもやる」

 

 誰かが何かをしてくれる事ありきではなく、まずは自分たちで主体的に行動する。

 

 この場合は、子供たちに関わる事を言います。

 

 子供たちに挨拶をさせたいなら、大人である自分たちから挨拶する。

 

 子供たちに指導をして欲しいなら、率先して自分が子供たちに指導する。

 

 社会の一人ひとりにその主体性なくして、青少年の育成は上手く行かないものです。

 

 また、生きている実感について

「世の中、あまりに便利になり過ぎて、互いに敬い、助け合う感覚が『有り難い』から『当たり前』になってしまっている」

事も指摘。

 

 世の中、少しくらい不便な方が、何かと喜びも大きなものです。多分、キャンプのワクワク感がヒントになるかも知れません。

 

 自分の努力で生きている実感。

 

 厳しさ、不便さの中から生まれる尊敬と感謝。

 

 何より、自分の意思で主体的に生きる姿勢。

 

 こうした精神を子供たちに伝える事こそ、大人の役目と言えるでしょう。

 

 

 

 法話の後は建長寺の雲水さん方の修行場である西来庵を見学させて頂きました。

 

 普段は立ち入り禁止区域なのですが、この時期は皆さん行脚に出ているそうで、今回特別のご好意で見学させて頂いたのですが、生活の全てを修行とする禅寺の一端を拝観させて頂きました。

 

「光陰惜しむべし 時は人を待たず」

 

 数十年にわたり叩かれ続け、穴が抉れた雲板に書かれた文言の一節ですが、今回得た冥加を、生きている内に徳と活かしたいものです。

 

 

 

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