【鎌倉四兄弟-最後の晩餐-】新しい脚本を書いていきます。【角田晶生】

  • 2018.06.02 Saturday
  • 00:08

 

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(角田晶生 つのだあきお・フリーライター)

 

 かつて鎌倉の地を拓き、頼朝公が攻めて来るまで代々治めてきた鎌倉一族。

 

 その四兄弟が、頼朝公の挙兵を前に見せた葛藤と決断を描いた地域歴史演劇「鎌倉四兄弟-最後の晩餐-」(原作:鎌倉智士さん)。

 

 これまで20回を超える上演を重ね、拙稿を含む多くの方による脚本で描かれて来た、鎌倉武士たちの世界観。

 

 そんな中で、出るべくして出た質問がありました。

 

「戦まで日数がある中で、どうして彼らはフル武装なの?(大意)」

 

 頼朝公の謀叛計画を知った鎌倉一族の棟梁・大庭三郎景親が討伐の兵を起こすため、一族郎党を招集したのが治承四1180年8月9日(物語のスタート時点)。

 

 その後、頼朝公が挙兵したのが8月17日、その後石橋山の戦いで頼朝公を撃破したのが8月23日。

 

 実に物語の軍議から、8〜14日も経過しています。

 

 これだけの時間的猶予があり、また軍議の会場は自分たちの所領内、敵襲の心配もほとんどない安全地帯です。

 

 そんな「近い内に戦になるかも」程度の状況で、いくら一族の緊急招集だからと言って、甲冑姿で集まるかと言われると、いささか不自然ではあります。

 

 正直なところ、武将たちが甲冑をまとっているのは「演劇上、興行的な都合」によるところが大きく、有り体に言えば

 

「インパクト重視」

 

に尽きます(みんな直垂姿でもカッコいいですけどね)。

 

 こうした「妥協」に対する違和感は予てより伝え聞こえるところであり、やはり更なる脚本のブラッシュアップは今後の課題と考えています。

 

 では、どこをどう変えて行くのか、については、その大筋を鎌倉さんと話し合い、これから細部をまとめ、修整していく予定です。

 

 演じられるかどうかはともかく、拙くも筆を奮って参ります。

 

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