【鎌倉武士の面影】物騒で朗らかな隣人たちの呼吸。【つのだあきお】

  • 2018.03.13 Tuesday
  • 22:58

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(つのだあきお 角田晶生・フリーライター)

 

 趣味で鎌倉武士について書いたり調べたりすると、書籍や史料の中から、彼らの人柄に触れる事があります。

 

 一口に武士と言っても、元々は色んな人たちですから、その性格や言動も様々です。

 

 言うまでもなく、後に新渡戸稲造さんが『武士道』に著すような品行方正・蘭心竹生の士ばかりではなく、卑怯な振る舞いをする者や、要領よく立ち回って「上手くやる」者も少なくありません。

 

 また、殺し合いの中から獲得した独特の価値観や荒んだ気性を持つ一方で、現代では廃れてしまった純朴な気質を垣間見る事も多々あります。

 

 侮辱に腹を立てて人を斬り殺したその手で幼子を抱き愛(あや)し、敵を罵倒したその口で歌を詠み、睨みつけたその眼を花鳥風月に細める。

 

 こうした一見矛盾した感情や言動が綯い交ぜになって、一人の鎌倉武士が目の前に現れます。

 

 不器用で、時に滑稽でさえありながら、大真面目に力の限り生きていたその姿は、かつての日本人を彷彿とさせます。

 

 時代と共に淘汰されていった、物騒で朗らかな同胞たちの息遣いと面影を、少しでも現代に偲ばせたく、拙くも筆を奮いたく思います。

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