【鎌倉市青少年指導員】第9回中学生作文コンクールの応募作品を審査中。【角田晶生】

  • 2015.09.22 Tuesday
  • 11:24
(角田晶生 つのだあきお・鎌倉市青少年指導員)

 鎌倉市内在住・在学の中学生が、自分と鎌倉との関係を考え、地元に対する関心を高めることを目的として平成19年度から実施されている中学生作文コンクール(主催:鎌倉市青少年指導員連絡協議会、共催:鎌倉市、後援:鎌倉市教育委員会、鎌倉ペンクラブ、鎌倉市立中学校校長会)。

 今年も多くの応募作品を頂き、誠にありがとうございます。

 現在、青少年指導員が手分けして全作品に目を通している最中ですが、せっかくの機会なので、一部所感を書いておこうと思います。

 テーマは「自然と歴史が共存するまちづくり」。

 とても鎌倉らしいとは思うのですが、このテーマに強い興味・関心を示す中学生というのは、どちらかというと少数派なのではないでしょうか。

 多くの作品が「ゴミ問題」「観光客対策」「環境保護」などに言及し、「私もボランティア活動に参加してみたいと思います」といった結論で締めくくられていましたが、いかにも大人ウケのしそうな内容で、もう少し伸び伸びと書いて欲しいな、というのが率直な感想です。

 そういうテーマ選びも、青少年指導員として大切なことだと思います。

 せっかく中学生に書いて貰うなら、中学生ならでは書けること、彼らが今しか書けないこと。

 住んでいるから書けること、通っているから書けること。

 彼らにとって、鎌倉とはどんな町なのか。

 良いところ、素晴らしいところばかりでもない筈です。

 そういうリアルな青少年の声こそ、私たち大人にとって聞く価値があります。

 まだ見ぬ作品の中に、そういう声が埋もれていることを期待して、どんどん読み進めて参ります。


※参考:去年度の表彰式。
http://tsunoda-akio.jugem.jp/?eid=252
http://tsunoda-akio.jugem.jp/?eid=253

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