【鎌倉・逗子・葉山】海水浴場マナーアップ広報戦略業務委託プロポーザル募集について。【角田晶生】
- 2015.03.31 Tuesday
- 10:32
(角田晶生 つのだあきお・笹竜党 代表)
これまで平行線だった鎌倉市海水浴場「海の家」の営業時間短縮(22:00⇒20:30)交渉について、組合側の譲歩により平成27年夏(に限って)は営業時間を20:30に短縮することが、平成27年3月30日(月)に決まったそうです。
これを受けて松尾市長は、営業時間の条例化検討は取り下げ、またライブハウス営業は認める方針を示しました。
鎌倉「海の家、夜8時半まで」 組合側が市に譲歩
http://www.kanaloco.jp/article/86193/cms_id/133871
一見、海の家の営業時間が短縮されて良かった良かった……と言いたいところですが、組合は来年以降の営業時間延長を主張する意思を表明していますし、また、ライブハウス営業を認めることで、風紀の悪化は避けられないものと考えられ、決して楽観はできない状況です。
ここはやはり、条例化によって営業時間を定着させないと、交渉次第によっては(極端な話)オールナイトで営業可能、という事態を招く危険性を孕んでいます(それが絶対にあり得ない、という保証は何もないのですから)。
毎年の交渉によって、地元住民が「今年はどうなるか、どうなるか」ハラハラさせられるのは、とても安全・安心な暮らしとは言い難いものです。
さて、そんな中、鎌倉・逗子・葉山海水浴場マナーアップ推進協議会(事務局:葉山町役場都市経済部産業振興課)が、「鎌倉・逗子・葉山海水浴場マナーアップ広報戦略業務委託」のプロポーザル募集を行っているようです。
鎌倉市/鎌倉・逗子・葉山海水浴場マナーアップ広報戦略業務委託 プロポーザル募集について
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kankou/puropo.html
ちなみに、プロポーザルとは、「たくさんある中から、一番いいものを選ぶ」という意味で、要するに「くじ引きやじゃんけんではなく、当局がよく吟味して一番適役と思える相手に業務委託をする」という事です。当たり前ですね。
長ったらしいのでまとめると、「鎌倉・逗子・葉山の海水浴場のマナーを向上させ、そこをアピールしてくれる民間業者」を募集しているそうです。
それって、(商工観光関係部署の)職員じゃダメなんですか?
せっかく二市一町の優秀な人材が揃っているのですから、三自治体を股にかけた大事業を、民間に丸投げなんてもったいないというもの(皮肉を含んでいるのは、ご賢察の通りです)。
まちづくりに官民協働は大切ですが、そのバランス感覚があまり民に傾き過ぎるのも、また考え物かと思います。
これまで平行線だった鎌倉市海水浴場「海の家」の営業時間短縮(22:00⇒20:30)交渉について、組合側の譲歩により平成27年夏(に限って)は営業時間を20:30に短縮することが、平成27年3月30日(月)に決まったそうです。
これを受けて松尾市長は、営業時間の条例化検討は取り下げ、またライブハウス営業は認める方針を示しました。
鎌倉「海の家、夜8時半まで」 組合側が市に譲歩
http://www.kanaloco.jp/article/86193/cms_id/133871
一見、海の家の営業時間が短縮されて良かった良かった……と言いたいところですが、組合は来年以降の営業時間延長を主張する意思を表明していますし、また、ライブハウス営業を認めることで、風紀の悪化は避けられないものと考えられ、決して楽観はできない状況です。
ここはやはり、条例化によって営業時間を定着させないと、交渉次第によっては(極端な話)オールナイトで営業可能、という事態を招く危険性を孕んでいます(それが絶対にあり得ない、という保証は何もないのですから)。
毎年の交渉によって、地元住民が「今年はどうなるか、どうなるか」ハラハラさせられるのは、とても安全・安心な暮らしとは言い難いものです。
さて、そんな中、鎌倉・逗子・葉山海水浴場マナーアップ推進協議会(事務局:葉山町役場都市経済部産業振興課)が、「鎌倉・逗子・葉山海水浴場マナーアップ広報戦略業務委託」のプロポーザル募集を行っているようです。
鎌倉市/鎌倉・逗子・葉山海水浴場マナーアップ広報戦略業務委託 プロポーザル募集について
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kankou/puropo.html
ちなみに、プロポーザルとは、「たくさんある中から、一番いいものを選ぶ」という意味で、要するに「くじ引きやじゃんけんではなく、当局がよく吟味して一番適役と思える相手に業務委託をする」という事です。当たり前ですね。
長ったらしいのでまとめると、「鎌倉・逗子・葉山の海水浴場のマナーを向上させ、そこをアピールしてくれる民間業者」を募集しているそうです。
それって、(商工観光関係部署の)職員じゃダメなんですか?
せっかく二市一町の優秀な人材が揃っているのですから、三自治体を股にかけた大事業を、民間に丸投げなんてもったいないというもの(皮肉を含んでいるのは、ご賢察の通りです)。
まちづくりに官民協働は大切ですが、そのバランス感覚があまり民に傾き過ぎるのも、また考え物かと思います。
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