【傍聴】第13回鎌倉市廃棄物減量化及び資源化推進審議会。【角田晶生】

  • 2015.06.30 Tuesday
  • 12:50
(角田晶生 つのだあきお・笹竜党 代表)

 平成27年6月30日(火)、鎌倉市役所講堂にて実施された第13回鎌倉市廃棄物減量化及び資源化推進審議会に出席(委員9名、事務局14名、傍聴6名)。審議の様子を傍聴させて頂きました。

 今回の議事は以下の通りです。

 1、議題
  (1‐1)ごみ処理基本計画(中間見直し)再構築の進行管理について
  (1-2)第3次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画について

 2、報告
  (2-1)鎌倉市ごみ焼却施設基本計画の進捗状況について

鎌倉市/鎌倉市廃棄物減量及び資源化推進審議会
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/shigen/genryosin.html


(1-1)
 鎌倉市における10年単位のゴミ処理計画を見直す上で、家庭ごみの戸別収集・有料化や事業ごみの料金改定、資源化の推進や市民・事業者・観光客等に対する周知・広報活動について報告されました。

(1-2)
 今泉クリーンセンターの停止(平成27年3月)に伴うごみ焼却能力の低下から、新ごみ焼却施設が出来る平成37年まで、鎌倉市の排出ごみを3万t/年以下に抑えるためのごみ削減・資源化に際して課題と対策を示す計画(平成28年3月策定予定)について、素案が示されました。

 委員からは「環境負荷を軽減する事業者を認定するエコショップ制度はいいけど、ただ認定するだけでは意味がない(大意)」「メディアの影響力を活かした意識喚起・情報発信を(大意)」「海岸や駅前のゴミ箱を撤去するだけでは、不法投棄が増える。市民や観光客の意識向上だけではなく、事業者にもごみ回収の協力を(大意)」などと言った意見が出され、事務局からも「大変貴重な御意見を頂いた。前向きに検討したい」との答弁がありました。


(2‐1)
 新ごみ焼却施設(平成37年建設予定)の用地を山崎下水処理場用地に決定したことを受けて、市議会への報告と自治町内会等への説明会の開催、パブリックコメントの実施を駆け足で報告。

 多くの市民から出た反対意見(山崎住民抜きの決定、他の候補地が最適、災害時の下水処理電源の確保という理由なら山崎ありきではないか、負担の公平性に欠く、下水処理場建設時の問題が未解決である、等)に対して、市は

「防災上、山崎が最適と判断した。今後意見を集約し、理解を得られるよう進めていく(要約)」

として押し進めて行く姿勢を示しました。

 会議の時間が押していたためか、委員からは異論なども出ず終了しました。

 正直なところ、こちらの方により時間を割くべきではなかったかと考えますが、仕方ありません。


 次回審議会は平成27年8月24日(月)14:00〜、鎌倉市役所全員協議会室(本庁舎2階)にて実施予定です。

 傍聴をご希望の方は、「広報かまくら」に募集が出る筈ですから、詳しくはそちらをご参照願います。
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    【チームサムライ】目標・大船駅の発車メロディーを「寅さん」に。【角田晶生】

    • 2015.06.29 Monday
    • 10:14
    (角田晶生 つのだあきお・チームサムライ メンバー)

     報道によると平成27年6月17日(水)、鎌倉駅の発車メロディー(唱歌「鎌倉」、平成25年7月に変更)を聞くため、千葉県印旛郡栄町の皆さんが鎌倉へ見えたそうです。

     そのキッカケとなったのは、発車メロディーの音源となったフルート奏者・吉川久子さんとのご縁。

     実際に発車メロディーを聞いてみたい、ということで、今回のご旅行が実現したそうです。

    お目当ては発車メロディー|鎌倉|タウンニュース
    http://www.townnews.co.jp/0602/2015/06/26/289363.html

     鎌倉と言えば「鎌倉」、カラオケにも入っているくらい有名な曲です。

    ※本当は市歌を推したいところですが、知名度では敵わないでしょう。

     さて、鎌倉の北玄関である大船はどうでしょう。

     よく「大船市」などと揶揄されるほど個性の異なる街ですから、ここは「山の中」とはまた違う色を出して行きたいところ。

     大船と言えば観音様、松竹映画、ザリガニなど色々ありますが、音楽に条件を絞れば、やはり映画。

     松竹映画と言えば多くの名作が挙げられるでしょうが、人気で「寅さん」に敵うものはないでしょう。

    男はつらいよ 主題歌(歌詞付き)‐YouTube
    https://www.youtube.com/watch?v=qjd-4rrX1K8

     ということで、チームサムライでは予てより「大船駅の発車メロディーを『男はつらいよ』主題歌に」と働きかけているそうですが、まだ結実には至っていません。

     とは言え、大船まつりの映画仮装パレード(平成27年5月10日開催)は今後機運を盛り上げるキッカケになるかと期待しています。

     来年以降も継続していくため、力を合わせて行きたいところです。


    チームサムライ|千年続く祭りを、鎌倉に
    http://team-samurai.net/

    【鎌倉市議会】憲法改正を求める意見書の決議を!【角田晶生】

    • 2015.06.28 Sunday
    • 00:22
    (角田晶生 つのだあきお・笹竜党 代表)

     有事に「国民・国家を守れる」憲法を。

     現在、神奈川県内の39議会中、神奈川県議会を含む15議会が「憲法改正を求める意見書」を決議しています。

     さて、我らが鎌倉市はと言いますと、陳情は出されたものの机上配布(※)に終わり、議員提案を検討しているものの、会派間の調整が難航している状況のようです。

    (※)全議員に対して陳情書のコピーを配布し、陳情があったことを伝えるだけの処置。

     鎌倉市議会には自民党に籍を置く(選挙時に公認だった)議員は3名いますが、これがそれぞれ仲が悪く、空中分解状態となっています。

     そこで、仲間が自民党と連携している保守系・前川綾子議員に音頭とりを依頼したものの、彼女もまた自民党議員たちと仲が悪く、取り合って貰えなかったようです。

     この状態では、いくら議員提案したところで、決議は難しいものと思われます。

     また、一般市民としても、憲法解釈の変更による集団的自衛権の拡大や、それに伴う安全保障法制の強行採決を見てしまえば、憲法改正に理解が得られないのも無理からぬところです。

     広く国民の理解を得て憲法改正を実現するには、(1)憲法の改正内容(どう変えるのか)を明らかにする。(2)そもそも、憲法改正を推進する勢力が(本音や好き嫌いはともかく)団結する。ことが大前提と考えます。

     国会だろうが地方だろうが、私情を措いて大義に身命を奉じるのが政治のあるべき姿です。

     元来理念を共有するべき政党が、単なる「選挙互助会」に堕してしまっている現状を、改めなければなりません。

     それを選ぶのは、私たち有権者です。
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