【鎌倉市役所】市民課にて現金が紛失、被害届を提出。【つのだあきお】
- 2017.10.31 Tuesday
- 23:27
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(つのだあきお 角田晶生・笹竜党 代表)
平成29年10月24日(火)、鎌倉市市民課で扱っていた現金32万円の内、3万5千円がなくなっていたため、鎌倉警察署に窃盗罪の被害届を出したそうです。
(※10月28日付、松尾市長のFacebook投稿より。要約)
……毎度のことながら、地元民として誠に残念でなりません。
松尾市政の3期目スタートから、さっそくケチがついてしまいましたが、私はとても寂しく思います。
「松尾市長って、職員からあまり愛されていないんだろうな」
普通、リーダーを敬愛していたら、
「恥をかかせたくない」「迷惑をかけたくない」
と、行動を自粛するもの。
私も海上自衛官(現役)時代、尊敬する上官についた時は同様に考えて職務に精励した一方で、そうでない上官が来た時には「義務さえこなせばいいや」という態度になりがちでした(それはまた、多くの仲間たちも同様に感じました)。
と言って、いきなり「尊敬しろ!不祥事を起こすな!」と頭から押さえつけるのではなく、職員の一人ひとりと時間をかけて信頼関係を築き上げて欲しいと思います。
それが出来れば、松尾市政の3期目は今までよりもよくなるかも知れませんし、不祥事もやがてなくしていけるのではないでしょうか。
せっかく素敵な笑顔なのですから、そこに有権者へのアピール・パフォーマンスでない「誠意」を込めて接すれば、ほとんどの職員も心を開き、まちづくりのパートナーとして、力を発揮してくれる筈です。
多くの職員に足りないのは、おカネでも休暇でもなく、職務に対する誇りと喜び、そしてコミュニケーションです。
「どうせ市長は現場も見ないで『利権としがらみ、有権者=票』をつなぎ止めるパフォーマンスにしか興味がなくて、俺たち職員の事なんて、どうでもいいのさ」
そんな現場の荒んだ声が聞こえてくるようです。
よく「松尾市長は若いから、ベテラン職員に侮られている」と言われますが、彼がバカにされているのは若いからではなく、
「現場を『見ない』から」です。
と言うと、中には「いや、松尾市長は視察に来て、熱心に見ているぞ!」というご意見もあるでしょうが、私が言いたいのは、単に「目で見た」か否かでなく、
「鎌倉市政の当事者、現場の一員として問題に臨んでいるか」
という姿勢です。ただ「目の前にあるものを網膜に映す」だけでは見たとは言わないのです。
要するに、何だか雲上人(うんじょうびと、俗世と何の関係もない優雅な天人)なのです。
いつ会っても、いつ見ても「地に足がついていない」のです。
そんな悠然たる態度が有権者には好印象なのかも知れませんが、もし私が職員なら「なんでぇあの野郎、リーダーなら泥にまみれやがれ」とか思ってしまう事でしょう。
恐らく、それが一部職員の反感や、不祥事を起こしてしまう荒んだ根性の温床となっているものと感じます。
松尾市政の3期目、たくさん作った(ほとんど守れないであろう)目標たちの中に、
「職員との信頼関係を築いて、市民の信頼を取り戻す」
を加えて頂けると、一下民としては大変有り難く思います。
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