【鎌倉・洲崎古戦場】市に要望・泣塔の案内板について。【つのだあきお】

  • 2018.02.28 Wednesday
  • 22:38

 

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(つのだあきお 角田晶生・フリーライター)

 

 先日、洲崎古戦場の泣塔供養祭に参列した時、史跡の案内板があまりにボロボロな事が忍びなく、鎌倉市生涯学習部スポーツ課(鎮座する深沢多目的広場の所管)に修繕要望を出しました。

 

 また、現地はフェンスで囲まれて市民が自由に参拝できないため、これを開放するか、せめてキレイに直した案内板をフェンス手前に移設する事も、併せて要望しました。

 

 

【要望ここから】

 

件名:

深沢多目的広場・泣塔の案内板について。

 

本文:

鎌倉市生涯学習部スポーツ課 御中
 平素よりお世話になっております、角田晶生です。
 管轄が違っていたら申し訳ありませんが、表題の件につきまして要望申し上げます。

 

 深沢多目的広場の一角に鎮座する泣塔ですが、現在、案内板が朽ち果てております。

 当地は洲崎の古戦場であり、武家の古都を標榜する鎌倉の市民として、誠に忍びない限りであり、せめて案内板の補修だけでもお願いしたいところです。

 また、現地はフェンスに囲まれて自由に参拝出来ませんが、これを開放するか、案内板をフェンスの前に(いつでも市民の目に触れるよう)移設して頂けましたら幸いです。

 ご善処のほど、よろしくお願い申し上げます。


平成30月2月28日(水)
角田晶生(つのだ あきお)

 

【要望ここまで】

 

 

 武家の古都と謳いながら、往時の歴史を伝える姿勢がお座なりでは、あまりに侘しいもの。

 

 かつて武士たちが培って来た歴史を学び、郷土に誇りを持てる鎌倉を、みんなで目指して行きたいものです。

 

 

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    【雑談】先生と 呼ばれるほどの 莫迦でなし。【つのだあきお】

    • 2018.02.27 Tuesday
    • 22:12

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    (つのだあきお 角田晶生・フリーライター)

     

     表題は江戸時代だかの川柳ですが、世の中には色んな「先生」がいます。

     

     医者とか教師とか、あるいはお稽古の師匠とか、そういう真っ当な「先生」は、ここでは取り上げません。

     

     どういう訳か、稀に「先生」と呼ばれることがありますが、呼ぶ方が慕っているにせよ、あるいはおちょくっている(こっちの方が圧倒的に多い)にせよ、「先生」と呼ばれる方は、およそロクなモノじゃありません。

     

     先生なんて呼ばれて悦に入る(皆さんの身近にいる)手合いを見れば、一目瞭然ご理解頂けるかと思います。

     

     そして、そやつを先生なんて呼んでいる手合いを見ても、

    「コイツは先生とでもおだてておきゃあご満悦、ちょろいモンさ」

    という侮りが透けて嫌なのです。

     

     私は、仲間がいい、仲間で居たいのです。

     

     上も下もなく、互いに助け合って事に臨み、苦楽を分かち合う。

     

    「お前、かつて(先生と呼ばれるような職業=議員を)目指していただろうに」

     

    というツッコミもありますが、私は先生なんて呼ばれたくて、二度も選挙なんか出たのではありません。

     

     みんなと一緒に汗を流し、誰もが気軽に「角田くん」と呼べるような議員が、地元にいて欲しいと思い、ならば自分が目指してみよう、というのがそもそもの始まりです。

     

     だから、先生なんて呼ばれると、凄く寂しいのです。

     

     せっかくのご好意?に対して、野暮な物言いとは思いますが、どうかその辺りを酌んで頂けると嬉しいのです。

     

    「先生と 呼ばれ喜ぶ アホでなし(苦笑)」拙。

     

    (まぁ、アホには違いないのですが)

    【鎌倉・洲崎古戦場】2月25日(日)泣塔供養祭に参列。【つのだあきお】

    • 2018.02.26 Monday
    • 21:31

    ※慰霊塔の撮影を「不謹慎」とするご意見もありましょうが、こうした地元でもあまり顧みられない歴史を紹介・保全に向けた意識喚起・周知広報として、撮影させて頂いています。

     

     

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    (つのだあきお 角田晶生・フリーライター)

     

     平成30年2月25日(日)、鎌倉市・洲崎古戦場跡(深沢のJR工場跡地)に鎮座する泣塔にて執り行われた供養祭に参列。この地に果てた鎌倉武士たちの英霊に、追悼の誠を奉げました。

     

     

     ここは鎌倉時代末期、鎌倉へ攻め込んで来た新田義貞らの軍勢を、鎌倉幕府の御家人・赤橋守時らが邀撃(ようげき、迎え撃つこと)。

     

     激闘の末、防衛に成功するも、新田義貞らは稲村ヶ崎を迂回して鎌倉府中に乗り込んだため、結局幕府は滅亡しました。

     

     そんな戦いが、今から七百年くらい前にあったのでした。

     

     

    ※ちなみに「泣塔」とは、鎌倉幕府滅亡後にここへ建てられた供養塔を、後に開発のために手広の青蓮寺へ移設したところ、毎晩泣き声がやまず、仕方なくここへ戻したという逸話に因む名称です。

     

     

     さて、供養祭では手広の青蓮寺(鎖大師)や上町屋の泉光院などからおいでの和尚様方に読経を賜り、往時の武士たちを偲ぶひとときを共にします。

     

     合掌瞑目、低頭して読経を拝していると、元弘三年(西暦1333年・鎌倉幕府滅亡の年)にこの地で戦った武士たちの勇姿が瞼に浮かぶようです。

     

     

     矢を交え 相身手交(たが)いに斬り結び、遣り取る命 誰(た)が為なるか  拙。

     

     同胞(はらから)の 戦友(とも)の屍(かばね)を 踏み越えて

      討ちてし止まむ いざや鎌倉   拙。

     

     斬り結ぶ 先に彼らの 見果つるは

      新しき世か、血濡る屍か  拙。

     

     

     さて、読経の後は和尚様に法話を賜りましたが、掻い摘んで話せば

    「平和が大事、だから原発は反対。(ここに参列している)松尾市長は立場があるのでハッキリ言えなかろうが、私は好きな事を言わせて貰う(要約)」

    という内容であり、随分野暮な方だと遺憾の限りです。

     

     私も原発には反対ですが、ここではいささか趣旨が異なり、彼はただ、鎌倉武士の英霊をダシに政治演説がしたかっただけではないか、と思います。

     

     また、来賓代表として松尾崇市長が挨拶していましたが、こちらも掻い摘むと

    「本当ならこの泣塔を鎌倉市がきちんと保全しなければならないが、皆さんの力で保たれている状態。何とかしたい(要約)」

    という内容でしたが、その発言に誠意の欠片も無い事は、ボロボロのまま放置されている案内板を見れば明らかです。

     

     最後に関係者の方が「今後、泣塔保存会を作って保全していきたい(大意)」と答辞を述べて供養祭は終了。有志で丘の上に鎮座する泣塔と供養塔に参詣、焼香させて頂きました。

     

     

     今後、泣塔の清掃奉仕をはじめ、郷土の歴史を次世代へ伝えるべく、少しでもお手伝いして行きたいと思います。

     

     

     

     

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