【駄文を連ねて幾星霜】言葉を、この世に残すこと。【角田晶生】
- 2018.07.31 Tuesday
- 01:00
JUGEMテーマ:日記・一般
(角田晶生 つのだあきお・フリーライター)
「さぁ謳え 声高く
滅びゆく同胞(はらから)の名を……」拙。
さて、大した才能もないけれど、文章を書くのが好きです。
あちこちへの寄稿やブログなど、何でも書いていないと、一日の充実感がありません。
そんな訳で、興味のある事などあれこれ書いていると、犬も歩けば……という通り、こんなご意見もよく頂きます。
「なぜお前は色々(主に我々にとって都合の悪い事を)書くんだ」云々。
そんなの決まってまさぁ。
書きたいからです。
公益に供すると信じた事や、生きている内に「こういう人間がいたんだ」「こういう価値観を重んじたいんだ」という事など、言葉を尽くしてから死にたいのです。
そんなお前の愚かしさを後世に残すのか、お前にそんな価値はない……そんな悪口雑言も聞こえますが、そんなのは後世の方が決めればよろしい。
なるべく細かく記録をつけて、支障のない範囲で公開・共有する。
多すぎる記録は後で処分すればいいけれど、ない記録を補うのは、大変な苦労が伴います(例『鎌倉四兄弟』など)。
現代からすれば、実に些細な記録の有無で、後世の誰かが快哉を上げる。
そんな事があってもなくても、文章を書くのは楽しいものです。
かつてこんな時代に、こんなヤツが生きていた。
いつか誰かが、この時代を描く時、その手がかりになったら嬉しいな、と思います。
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